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20.12_19-0. 1. 2. 3. 10. 18. 19. 20. 22. 24. 26. 28. 33. 34. 35. 37




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おしぼくを踏んだらすぐに、次の裏おしと、場合によっては次の次の裏おしを探します。裏おしの間隔が広いと、普段3枚ほど並べておしぼくをとるのですが、4枚、5枚並べてとる様になります。3枚並べる時と比べると、4枚はやりにくく感じます。茅が短いと固まりにくいし、目標の高さまでが遠いので見当をつけにくいです。それでも自分の中で、これだと詰まるかな、とかこの茅なら薄くても良いかななどこれまでの経験を思い出しながら取り組むことができた様に思います。失敗もありますが、着実に経験を積んでいることが体感できて嬉しいです。


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がぎ棒を、廣山親方から直接譲り受けたものを溝を掘り直して、初めて使いました。すごく使いやすくてびっくりしました。彫っている時は、もう劣化が激しいからどうかな、と不安でしたが、やっぱり達人が使っていた道具は本当に使いやすいんだな、と感動しました。


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軒が綺麗になりました。あれだけずれていたら揃わないのかなと内心思ってしまいましたが、揃えてしまう職人たちはすごいなーと感動しました。判断力を身につけたいです。この現場は完了しました。写真をなかなか撮れなかったなと反省します。


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渡辺さんからメモを渡されて、一人で次の現場の材料や道具を準備することになりました。初めてのミッションですごく緊張しましたが、これまでもずっと手伝いでやってきたことだし、せっかく一人で任せてもらえたので張り切って行いました。どこに何があるかを頭で整理しながら、無駄足を踏まない様に、数も入念に確認しながら進めていきます。

くまでは両脇をあらかじめ補強しておくと強くなる、と渡辺さんから教わって、倉庫にあるくまでを全て番線で補強しました。東光寺の御住職が、修行の初めはまず箒をこしらえることだったと言っていました。施設の掃除のおばあちゃんが、「屋根の修行じゃないでしょうに」と笑ってくれましたが、こうした作業も大事な修行だと心から思えます。

(物の位置がわかってくると、場所に馴染めてきた心地がして安心する。)


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つくばにある高エネルギー加速器研究機構の施設内にある茅場へ茅刈りにいきました。茅刈りは初めてで、どきどきしながら向かいました。その日は茅葺文化協会がワークショップを開いて廣山さんを講師としてお呼びしていたので、それにあやかって私も廣山さんからご教授を受けました。会って早々廣山さんから、使わなくなった作業服などを差し出してくれて、有難いことに頂きました。早速それを身につけて作業を行いました。

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