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手がぎは渡辺さんが前に使っていたものを手直しして使わせてもらっていて、がぎ棒はまだ借りている状況なので、自分で作りたいなと思っています。

(帰り道はもう真っ暗。)


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2日間に渡る茅葺ワークショップが始まりました。他の地域の職人も参加していて、彼らのやり方を教わったり、それぞれの違いを楽しむことができてそれも貴重でした。

これまですれ違いでお会いすることができていなかった、大親方に初めてお会いできたことが非常に嬉しかったです。私の師匠の師匠ですから、始めましてですが勝手に自分の親の様な思いでした。

(同世代の女の子達が職人として頑張っていて、仲間意識を持てたことがすごく心強いです。)


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(運営側で参加してくれた他地域の茅葺職人が、「自分もワークショップをいくつもやってきたと自負しているけど、今回は本当に良かった」と言ってくれました。参加者も、スタッフも、楽しんでいた様で、みんな口を揃えて「風土記メンバーの人柄があってこそ」とも言ってくれました。大親方を含めた職人、風土記や石岡の雰囲気が少しでも伝わったんだろうなと思います。)


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ワークショップの興奮冷めやまない内に現場へ戻ります。茅が濡れて、お待たせ、という気持ちでした。そして日々反省です。

(日誌が追いつかなくなりました。申し訳ありません。)


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とにかく冷静に焦らずにと注意を払いながら頭と体をフル稼働させます。


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人間の弱さが明らかになるなあと深く反省です。精神面も鍛えられます。


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すみはどうなっているのか理解ができません。


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掃除をしながらいろんなことを考えます。屋根の上では渡辺さんと江戸さんは妻の水切り作業を真剣に行っていますが、自分は掃除の役割を真剣に行うしかありません。そしてそれがとても難しいです。屋根と同じ様に、こだわればキリがないし、大雑把に済ませると後々やり直す必要が出ることもあります。屋根と違うところは、形に残らないので目指すものが見えづらいことです。そろそろ慣れたいです。

(遠い)


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(工程が多くて覚えるのに苦戦。まくらがおさまると気持ちがいい。篠は節に凹みが少ない。真竹は筋の様に凹みがある。)


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(以前の作業を思い出しながら。)


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ご住職は門がこのお寺の唯一の宝物だと言うほど門を大切にしています。本堂も茅葺でしたが度重なる火事で焼けてしまったそうです。


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朝現場へ向かう前に園内のしゅろの木から皮を剥いでいきました。いろんな材料を調達するたびに思いますが、大部分は購入しているとしても、少し足りない分や急に必要になった時にすぐそこの傍からとってこれると言う環境が本当に素晴らしいなと感動してしまいます。

(ぐしがつくと夕焼けのシルエットで毎日感動します。)


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しゅろ縄で飾りをつけます、無駄にならない様にしゅろ縄を節約しながら行います。やっぱりどうもきれいに立たなくて苦戦しますが頑張ります。

(形が見えてくる。すごいな。)


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あっという間にながらが外れていきます。

(こわばると刃が進まない。)

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